発行者: 17.03.2020
ネタバレ Posted by ブクログ 年08月26日. 気分転換に読書はうってつけですね。 通勤のお供には短編集がさらにうれしいです。 「自分を招待した友人とその家人たちが、翌朝目覚めてみると全員姿を消していた」 依頼人からそんな不思議な話を聞いていたホームズたちのもとに、友人その人が殺害された旨の報告が届く。『ウィステリア荘』 ハドソン婦人の報告を受 Posted by ブクログ 年11月02日.
やっぱりシャーロックホームズは面白い! ちょっと堅物なホームズだけど結局ワトスン君のことが 大好きな感じが堪らない.. Posted by ブクログ 年11月02日. 電子書籍ストア BookLive! 試しに短編を読んでみたが長編も読もうかと思う方、読む前にどんなストーリーか、理解しておきたい方のための長編作品紹介です。ほとんどネタバレになるような事は書いていませんが、どんな小さな情報もあらかじめ知りたくないという方は読まないようにお願いします。 緋色の研究.
緋色の研究と同じ二部構成の作品です。最も推理小説的な展開で、ともかく意外性の強い展開ですので、 なるべく、どこかでネタバレを見てしまう前に読むことをお勧めします。 他の三作品よりも、知名度はやや劣るようですが、作品の出来はまったく引けをとりません。 ホームズ作品中、異色なのは第二部で組織的暴力団が現れることです。 緋色の研究でも第二部では狂信的団体が現れますが、 この二作以外ではほとんどが単独犯、あるいは単独犯に近い犯罪ばかりです。 モリアーティの組織でも、こういう組織的犯罪の実態はあまり表現されておらず、むしろ一対一の フェアな対決の方が前面に出ています。 第二部の舞台はアメリカです。 著者は、アメリカの地ではアウトローによる無慈悲かつ無差別な犯罪を書く事ができたようですが、 不思議なことに、このアメリカの犯罪者はなぜかイギリスの地を踏むと一対一の勝負を挑みます。.
シャーロック・ホームズ・シリーズ第一作の長編小説です。 この時点では、著者もシリーズ作品になるとは思っていなかったと思いますが、 最初の作品ということで、後のホームズ像とはかなり違った性格付けになっており、 典型的なシャーロック・ホームズ作品と比較するとやや異色な面があります。 例えば、明らかに面白そうな事件の依頼が来ているのに、面倒くさいからと逡巡したり、 自分の手柄を警察に横取りされることにも不満を漏らしたりしています。後の作品ではこういう態度はみられません。. Posted by ブクログ 年09月23日.
Posted by 0301. Posted by 0909. Posted by 0111. Posted by 1102.
ネタバレ Posted by ブクログ 年08月26日. 続きを読む けてホームズのもとにやってきたワトソンは、やつれ果てた探偵と対面することになる。 瀕死の探偵を救うべく、ワトソンはその病の第一人者である男を訪ねるのだが…。『瀕死の探偵』 英国の軍事機密を持ち出そうとするドイツのスパイ。 大戦を時代背景に置いた物語の中で、ホームズが愛する国のために一肌脱ぐ。『最後の挨拶』など全8編。 技巧をこらした作品が揃った、読みごたえのある一冊でした。 個人的には『ウィステリア荘』『瀕死の探偵』が気に入っています。 表題にもなっている『最後の挨拶』は、シャーロック・ホームズシリーズでは珍しく三人称視点で語られたものとなっています。 期待はずれがひとつもないホームズシリーズもあとわずか。 名残惜しいですが、早く次巻を買いに行こうと思います。.
続きを読む 像が少しずつ自分の中で厚みを帯びてきて気がついたらお気に入りの人になっている。 まるで本当に事件を通して友達になったみたいに! きっと世界中、たくさんの時代の人がホームズに夢中になってホームズを作り上げてきたんだと思う。だからこそ映画化、ドラマ化が絶えなくて。 「最後の挨拶」は今までの短編とは雰囲気が違う。三人称で引退後のホームズ。ワトスンも初老。時が作り出すものはなんだか少し悲しい。それと同時に愛しくもある。ワトスンとホームズの友情も気づけば何十年積み重ねたものなんだなあって思った。ワトスンはまた戦争に行くみたいだ。もうホームズと会えないかもしれない。東風の話をするホームズとのんびり答えるワトスンに胸が締め付けられた。小説の中の主人公はやろうと思えば歳をとらないこともできる。それでもやはり沢山の事件を通して歳を重ねたワトスンとホームズがわたしは大好きだ。 シャーロックホームズシリーズは紛れもなく2人の男の人生の断片を描いていると思う。 忘れ去られることが死ぬということなら、シャーロックホームズはたとえ現実にいなかったとしても、数え切れない数の人の中に命を宿した紛れも無いヴィクトリア朝時代のイギリスに生きた探偵だ。.
コナン・ドイルが書いて、発表した順に読むとすれば、大体下記の順序で読むとそれに近い読み方になります。 緋色の研究 四つの署名 シャーロック・ホームズの冒険 シャーロック・ホームズの回想 バスカヴィル家の犬 シャーロック・ホームズの帰還 恐怖の谷 シャーロック・ホームズ最後の挨拶 シャーロック・ホームズの事件簿 この読み方をすると、ストーリー中、前の事件の思い出話をする場面があっても、 必ずそれを読んでいる事になるわけですから、一番自然な読み方です。 難点は、最初の二作が長編のため、初めてシャーロック・ホームズを読んでみようという方には、 ちょっと敷居が高くなるかもしれません。その場合は、最初の二作を飛ばし、「ボヘミアの醜聞」から読むといいでしょう。ネタバレなしの長編のあらすじについては下記を参照してください。.
シャーロック・ホームズ・シリーズ第一作の長編小説です。 この時点では、著者もシリーズ作品になるとは思っていなかったと思いますが、 最初の作品ということで、後のホームズ像とはかなり違った性格付けになっており、 典型的なシャーロック・ホームズ作品と比較するとやや異色な面があります。 例えば、明らかに面白そうな事件の依頼が来ているのに、面倒くさいからと逡巡したり、 自分の手柄を警察に横取りされることにも不満を漏らしたりしています。後の作品ではこういう態度はみられません。 また、不必要な知識は絶対に頭に入れないという頑固な知識選別をするというキャラクターになっており、 太陽系の知識さえ忘れると公言してはばかりませんが、後の作品の「オレンジの種五つ」や「恐怖の谷」などでは、 どんな小さな知識でも探偵にとって不要なものなど一つもないという態度を表明しています。 ただ、ワトソンとの出会いや同居に至る経緯が細かく記述されており、 後の短編などでその経緯や同居時代を話題にしたりしますので、 先に読んでおくとストーリーの理解上有利な点もあります。 特徴的なのは、はっきりした二部構成になっていることで、 第一部のクライマックス部分で唐突に時代も舞台も違う第二部が始まりますから、 こういう構成に慣れていない読者はぎょっとするはずです。 第二部も非常に手に汗を握る展開ですから、読み飛ばさずにじっくり腰を落ち着けて読むといいと思います。 ホームズシリーズ作品では、主に犯人が誰かよりも、なぜ犯行を行うに至ったかという過程の方に力点があります。 第二部はその主部になっています。 第二部の逃走劇はシャーロックホームズ全作品中、最も緊迫した逃走シーンだと思います。.
ホームズの第4短編集。 シリーズ中の時系列では一番最後に起こった事件とされる 「最後の挨拶」を含む8編を収録。 猟奇的な小包の謎をあざやかに解き明かす「ボール箱」、 国家機密の設計図盗難事件に挑む「ブルース・パティントン設計書」、 ホームズが病の床で死の危険に瀕する「瀕死の探偵」。 試しに短編を読んでみたが長編も読もうかと思う方、読む前にどんなストーリーか、理解しておきたい方のための長編作品紹介です。ほとんどネタバレになるような事は書いていませんが、どんな小さな情報もあらかじめ知りたくないという方は読まないようにお願いします。 緋色の研究.
Posted by 0111. Posted by 1202! Posted by 0909.
続きを読む どなど、見所が多かった。. Posted by ブクログ 年01月13日. シャーロック・ホームズ・シリーズ第一作の長編小説です。 この時点では、著者もシリーズ作品になるとは思っていなかったと思いますが、 最初の作品ということで、後のホームズ像とはかなり違った性格付けになっており、 典型的なシャーロック・ホームズ作品と比較するとやや異色な面があります。 例えば、明らかに面白そうな事件の依頼が来ているのに、面倒くさいからと逡巡したり、 自分の手柄を警察に横取りされることにも不満を漏らしたりしています。後の作品ではこういう態度はみられません。 また、不必要な知識は絶対に頭に入れないという頑固な知識選別をするというキャラクターになっており、 太陽系の知識さえ忘れると公言してはばかりませんが、後の作品の「オレンジの種五つ」や「恐怖の谷」などでは、 どんな小さな知識でも探偵にとって不要なものなど一つもないという態度を表明しています。 ただ、ワトソンとの出会いや同居に至る経緯が細かく記述されており、 後の短編などでその経緯や同居時代を話題にしたりしますので、 先に読んでおくとストーリーの理解上有利な点もあります。 特徴的なのは、はっきりした二部構成になっていることで、 第一部のクライマックス部分で唐突に時代も舞台も違う第二部が始まりますから、 こういう構成に慣れていない読者はぎょっとするはずです。 第二部も非常に手に汗を握る展開ですから、読み飛ばさずにじっくり腰を落ち着けて読むといいと思います。 ホームズシリーズ作品では、主に犯人が誰かよりも、なぜ犯行を行うに至ったかという過程の方に力点があります。 第二部はその主部になっています。 第二部の逃走劇はシャーロックホームズ全作品中、最も緊迫した逃走シーンだと思います。.
小説・文芸 小説 海外小説 新潮社 新潮文庫 シャーロック・ホームズ最後の挨拶 シャーロック・ホームズ最後の挨拶のレビュー.
Posted by 0113. Posted by 1030. 30 .
Posted by ブクログ 年12月10日. ネタバレ Posted by ブクログ 年08月26日. コナン・ドイルが書いて、発表した順に読むとすれば、大体下記の順序で読むとそれに近い読み方になります。 緋色の研究 四つの署名 シャーロック・ホームズの冒険 シャーロック・ホームズの回想 バスカヴィル家の犬 シャーロック・ホームズの帰還 恐怖の谷 シャーロック・ホームズ最後の挨拶 シャーロック・ホームズの事件簿 この読み方をすると、ストーリー中、前の事件の思い出話をする場面があっても、 必ずそれを読んでいる事になるわけですから、一番自然な読み方です。 難点は、最初の二作が長編のため、初めてシャーロック・ホームズを読んでみようという方には、 ちょっと敷居が高くなるかもしれません。その場合は、最初の二作を飛ばし、「ボヘミアの醜聞」から読むといいでしょう。ネタバレなしの長編のあらすじについては下記を参照してください。. シャーロックホームズの素晴らしさはトリックだとかどんでん返しにあるのではない。 ワトスンの語りから垣間見えるホームズという人間、ワトスンとの関係、魅力的な依頼人と犯人にあると思う。 基本的に人物の心情について細かに書いてあることは少なく、事実が多い。だからこそシリーズを読み進める過程でホームズの人間
Posted by 1210? BookLive. Posted by 0113! SherlockHolmes Posted by 1202.
続きを読む の研究をしていたのは意外。. 続きを読む ざまです。 そのため、ホームズの話の展開と活躍は安心して読んでいられます。 ps. ネタバレ Posted by ブクログ 年08月26日. ネタバレ Posted by ブクログ 年01月13日.
Posted by 1102. Posted by 1203.
瀕死の探偵がギャグ要素多めでとてもおもしろかった。 謎解きを楽しむというより冒険要素が多めで楽しく読めた。 何作品か戦争色が強く現れてる作品があり、書かれた時代を感じた。.
続きを読む ル箱」 最後の事件解説が、ホームズの説明でなく、犯人の供述・調書が使われているのが斬新だった。中身が不倫がらみのことなので、感情的になっており臨場感があった。 「赤い輪」 引っ越してから引きこもり続ける入居者と、それに関連すると考えられる奇妙な新聞広告。相変わらず、いろんな国の出身者が出て来ており、この頃、イギリスが覇権国家であった事を感じさせる物語だった。 「ブルース・パティントン設計書」 ホームズ兄弟が、盗まれた国家機密文書を取り戻すべく、奔走する話、と裏表紙には書いてあった。しかし、読んでみるとマイクロフトは、あまり出て来ず、ちょっと残念だった。ただ、マイクロフトの経歴が少し知れたことは、良かった。 「瀕死の探偵」 ホームズシリーズで、一番驚かされた物語だった。瀕死の演技をするために、三日間の絶食をし、メイクをする。そして、信頼してるがゆえに、一番用心をして、ワトスン博士を騙す。読んでいて、私自身もホームズに騙され、思わず笑ってしまった。 「フランシス・カーファクス姫の失踪」 合法的に一人の人を殺そうとする二人組。トリックは、棺が出て来た時にわかってしまったが、これもドイルが考え、広まっていったものなのだろうか。。。 「悪魔の足」 探偵小説の常だが、休暇中であったとしても、事件に巻き込まれるホームズ。彼の精神的な休暇は、事件に巻き込まれる事かもしれないが。。。 「最後の挨拶」 ホームズが2年もかけて、潜入し、ドイツのスパイを逮捕するということ。解説に書いてあったが、ドイルの個人的な心情も含まれた一編だったそうだ。.