答え の ない 問題 ビジネス

発行者: 22.05.2020

大前研一「アジアで根強い詰め込み型『教える教育』」 大前研一の特別講義「教える」から「考える」へー答えなき時代の教育トレンドー. 倉田 :お互い、あるいはどちらかでもいいのですが、誰かが本気になれば、プロジェクトやキャンペーンなどのチームで動くものは、どんどんいい流れが発生すると思います。なので、例えばパーセント目標とか、けっこうな無理難題が来ても、本気で食いつくのは大事かなと思っています。.

狩野: よくぞ聞いてくれました(笑)。クリティカル・シンキングはこの本のベースになっているもので、欧米では「読み書きそろばんに次ぐ、第4のスキル」と言われているものです。こちらについてはこの後も説明します。 まずランキングがここまで変動した背景について説明すると、AIの存在があります。.

倉田 :そうです。さっきインターンの話をしましたけれど、人は本当に理屈で動かないなというのは、ブリーフィングを受けていても、していてもすごく経験します。なので、論理とパッションとがいいバランスだと、いいんじゃないかなと思います。. このように、 分野を問わず職業を問わずこれからの時代に活躍したいのであれば、われわれはこれら「7つの知性」をバランス良く身につけていかなければなりません 。そして、これらの知性は、いずれも、本来「経験」を通じてしか身につかないものです。特に、人間力はその最たるものです。職場や仕事において、さまざまな個性を持った人間を相手にして、「相手の気持ちがわからない」「相手に思いが伝わらない」と悩みながら悪戦苦闘する経験がなければ、決して身につくものではありません。いままさにそうした苦労をされている方々は、その苦労が必ず将来に自身の成長の大きな糧となっていることに気がつかれるでしょう。.

廣澤 :兒嶋さんは通販やダイレクトをされていて、健康系の商材も扱っているんですけれど、健康系商材は日本でこれから伸びていく事業だし、誰かを健康にしていくのはすごく意義深いことだと思います。だけど、きっと兒嶋さんの中の「働くモチベーション」は、そこにすごく近いけれども、そこが一番じゃないんですよね。. これからの時代、社会人が身につけなければならないのは「 真の知性 」です 。では、「知性」とはなにか。それを理解するためには、まず「知性」としばしば混同される「知能」、そして「知識」とのちがいを述べておきましょう。.

倉田 :そうですね。まず目標が大事です。大事なんですけれど、絶対「なんで?」と聞いてくるメンバーがいるので、意思決定の時に大事なのが覚悟と度胸ですね。自分がリスクを背負ってその判断をしたということに、ストーリーと熱が伝わっているといいんじゃないかなと思います。. しかし、思いや志だけでは事業は実現できません。当然、 もっとも効果的にその事業を実現するための「戦略」が求められます 。さらに、この戦略を立てただけでは現実のビジネスは動きません。 その戦略を実現するための具体的な「戦術」が不可欠です 。戦術とは、抽象的な戦略思考ではなく、すべて具体的な企業名、組織名、役職名、個人名といった固有名詞を想定して考えるべきものです。たとえば、ある事業で「SNSを活用する」という戦略を立てたとします。しかし、その戦略を実現するためには、「SNSのなかでは、『YouTube』を使うのか『Facebook』を使うのか『Instagram』を使うのか、どのような人々に向けてメッセージを発信するのか、どのような具体的なメッセージを伝えるのか」といった戦術レベルでの思考が求められます。.

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このように、 分野を問わず職業を問わずこれからの時代に活躍したいのであれば、われわれはこれら「7つの知性」をバランス良く身につけていかなければなりません 。そして、これらの知性は、いずれも、本来「経験」を通じてしか身につかないものです。特に、人間力はその最たるものです。職場や仕事において、さまざまな個性を持った人間を相手にして、「相手の気持ちがわからない」「相手に思いが伝わらない」と悩みながら悪戦苦闘する経験がなければ、決して身につくものではありません。いままさにそうした苦労をされている方々は、その苦労が必ず将来に自身の成長の大きな糧となっていることに気がつかれるでしょう。. 狩野: ですから、「自分なんてどうせ」とか「自分には発想力がない」と思っている方にこそ、本書の問題をやってほしいですね。1人ではなく仲間と「酒の肴」としてワイワイやることで、自己肯定感を得られる人もいると思います。 せっかくなので、もう1問やってみましょうか。. ここ15年ほどの間に、爆発的な教育の力で優れた人材をたくさん輩出している国を見ると、いずれもこの「答えのない教育」を導入しています。 連載で詳説しますが、北欧諸国が顕著な成功例です。21世紀は答えのない時代です。既存の答えを効率的よく覚えることのできる人間は何億人もいます。これから先、問われるのは「あなた個人がどこまでやれるか」ということなのです。 会社というのは、答えのない世界ですよね。最初から答えがあるのなら、会社などいらない。 欧米に追いつけ追い越せ、あるいはゼネラル・エレクトリック(GE )の真似をすれば何とかなる、という時代は終わりました。 これから先進国に追いつこうとする途上国ならともかく、自分の頭で考えることが求められる先進国の現実に、日本の教育制度はまったく合っていない。現実の世界、企業の置かれている状況がどんどん変化しているにも関わらず、日本の教育は旧態依然として一向に変わりません。これはきわめて深刻な問題です。 では、どうすればいいのか。文部科学省主導で教育制度を変えるというのでは、大幅な改革は無理でしょう。文科省が考える教育と21世紀の現実に合った教育では、そもそもの土台、基本的な考え方や目的があまりにも違いすぎます。 ですからこの問題は、「自分の頭で考える」ことの重要性に気がついた皆さんが、家庭や企業、あるいは自治体で、それぞれ先取りして実践していく必要があるのです。.
  • そして、戦術が決まったならば、 それを実行するために「技術」が求められます 。どれほど具体的な戦術を立てたとしても、目の前のひとりの人間を納得させることのできる話術やプレゼン技術がなければなにも動きません。.
  • 廣澤 :倉田さんは経営の側に入っているけれども、経営者としてやるべきなのは、あくまでその熱量と、ある程度乖離しすぎていない数値目標を作ってあげるということですか?. FACEBOOK Work Switch.

「知能」でも「知識」でもない。これから求められるのは「知性」だ

倉田 :そうです。さっきインターンの話をしましたけれど、人は本当に理屈で動かないなというのは、ブリーフィングを受けていても、していてもすごく経験します。なので、論理とパッションとがいいバランスだと、いいんじゃないかなと思います。. Occurred on , Published at 兒嶋 :そうですね。ハミガキもそうなのですが、僕の扱っているのは「悩み」が前提としてある商材なんですよね。そこがあるので、シャンプーみたいにほぼ香りだけしか差別化要素がなく、どの商品も同じように「ガッツリ洗える」みたいな感じではないので、そこのスタンスが少し違うかもしれませんね。.

今はそういう人ばかりではないし、みんながみんな、フケが出ているわけではない。そうなってくると、シャンプーを新たにどんどん投入していくことは、すでに高いお客様の「Quality of Life」をさらに上げる提案になります。嗜好性が高まっているというか、本当に悩んでいるものに対して提供しているものではなくなってきていると思うんですよね。.

FACEBOOK Work Switch. 櫻田 :「パーセント」と言われたら、ついていきます。あとは、ぜんぜんブリーフィングの話とは変わっちゃいますが、さっきのシャンプーの話ではないですけれど、今の世の中、やっぱり物があふれています。だから、「ベースの要求」というよりも「自己実現的な要求」をきちんと満たしてあげるようなコミュニケーションを作ってあげたいなと思っています。.

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正解のない「へんな問題」って何? 何はともあれ挑戦してみよう

人気のキーワード PR コンテンツ 出版 編集 本づくり. そして、さらに どれほど優れた技術を身につけても、最後に問われるのは「人間力」です 。しばしば、「あの人物は、口は達者だが、なにか信用できない」や「あの人物は、プレゼンはうまいが、どこか怪しげだ」といった評価を受ける人がいます。これは、話術やプレゼン術などの技術は優れていても、人間力が欠けているために相手の心が離れていくという人物です。その意味で、最後はこの「人間力」があるか否かが、目の前の現実を変えるために最も重要な条件になっていきます。. 関連する記事 こんな記事も人気です 大前研一「教育を変えると、世の中が5年で変わる。21世紀の義務教育と大学の役割」 大前研一の特別講義「教える」から「考える」へー答えなき時代の教育トレンドー.

仕事でミスしないか不安になる2つの理由とは?安心して取り組める3つの方法

倉田 :そうです。さっきインターンの話をしましたけれど、人は本当に理屈で動かないなというのは、ブリーフィングを受けていても、していてもすごく経験します。なので、論理とパッションとがいいバランスだと、いいんじゃないかなと思います。. 注目 注目のスピーカー. 一方、「知性」とはその正反対の能力のことです。すなわち、 「答えのない問題」が与えられたとき、その問題を考え続ける能力 のことです。たとえば、「企画力」には知性が求められます。企画を練るとき、誰かが正解を教えてくれるわけではありません。たとえば、商品企画を考えるとき、いまの時代になにが求められているのかは、わかるようで誰にもわからない。それでも、ヒット商品を生み出すために「多くの顧客が求めているものは、どのような商品だろうか」と考え続ける能力、その能力はまさに「知性」です。.

  • 倉田 :難しいですが、今の話だと「なぜその目的に至ったか」という話ですよね。それで僕が大事だと思うのが、1つが論理。もう1つがパッション。理屈だけであんまり気持ちって高ぶらないですからね。.
  • 狩野: ええ。彼が「それ(役に立たないこと)を自分の中にどれだけ持っていられるかが、その後の人生のヒダを作るんじゃないかな」と言うのを聞いて、ああ、私は「正解が決まっていないものを学生がアウトプットできる」授業のほうが好きなんだ、と気づいたんです。.
  • 狩野: ディベートとTOEIC対策講座です。対策講座は「これをやってください」と言われて「はいはい」と受け持ったんですが、なぜか非常に息苦しくて本当に嫌でした。 教えることは好きなはずだったんですが、「この授業だけはすごく気が重い」と。.
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高度成長期の教育は「大量生産型」

櫻田 :そういうことです。あとは目的というよりも、パーセント、パーセントという話はKPIの方に入ってくると思うので、そこは解釈を変えてみるという話かなと思いますね。. 狩野: ええ。彼が「それ(役に立たないこと)を自分の中にどれだけ持っていられるかが、その後の人生のヒダを作るんじゃないかな」と言うのを聞いて、ああ、私は「正解が決まっていないものを学生がアウトプットできる」授業のほうが好きなんだ、と気づいたんです。.

狩野: これは、「自分でルールを見つけ、効果的に語る力」を鍛える問題です。日本人の多くは「ちょっとしたエピソード」つまりストーリーを語ることを苦手としていますが、エピソードを語る力は大事です。グローバル時代、国も文化も違う相手に伝えていくためには、相手が受け入れやすい伝え方を模索していかなければなりません。.

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コメント
Hanan 29.05.2020 20:59 答える

狩野: そうです。たとえば今日、私はたくさんご用意いただいた飲み物のなかでこのお水を選びましたが、その理由をいまここで聞かれても、10個は言えると思います(笑)。まずは喉が渇いていたから、単純に飲み物が欲しかった。そして、コーヒーはさっき飲んだので違うものが良かった。お腹を冷やしたくないので、冷たいお水より常温の…. 狩野: いえいえ(笑)。例えば、親に洋服を買いに連れて行ってもらうとする。そうすると、自分はどの服が欲しいか、ではなく「どの服が親の思う『正解』なんだ?」と考えてしまうんです。常に「正解におびえ続けた子ども」だったんですね。 でもそこから大人になって、知り合いから『クリティカル・シンキング・アン・イントロダクション』(アレク・フィッシャー・著)という本をもらったんです。そこで「人の意見は正しい・正しくないではなくて、説得力があるか・ないかだ」という言葉に触れて、とても救われた気がしたんです。 それで、誰に言われるでもなく「どこかに正解があるはずだ」と思っている自分のような人に「みんなと同じでなくても良い」と伝えて救いたいという妙な使命感に駆られるようになり、現在に至ります(笑)。.

Sachiko 31.05.2020 00:01 答える

二つ目の変化は、「先生の無力化」です。学習指導要領に基づいて、全国一律に同じ教育を提供するというシステムの下、先生は学習指導要領の伝達者、エージェントになってしまった。これはもう、牧師さんと同じです。年前に書かれた聖書を開いて、「マタイ伝4章の3節を読ませていただきます」と講釈する。日本の先生の仕事も、本質的にはこれと変わりません。 21世紀の先進国に求められるのは、牧師で言えば、自分が宗教をつくるとしたらどのような教義にするかというところまで考えられる人材です。新たな付加価値を創り出す人材を何人抱えているかによって、国家の力が決まる時代になっているのです。そして、クリエイティブな人材は、「大量生産型」の教育では生み出すことができません。 たとえば今、自分がイエス・キリストに生まれ変わったら何を言うか。モハメッドになって再びこの世に降臨してきたとして、年前に自身が説いた教えをどう変えるか。豚肉を食べてはいけないと言ったけれど、冷蔵庫のある世界ならまあいいでしょう、などというように。こういうことを考えるのが、実は21世紀の教育なのです。みんなが自分なりの答えを出していくけれども、唯一の正解はない。 マイケル・サンデル教授 の講義がなぜ人気なのかと言えば、「答えがないから」です。たとえば「死刑について考えよう」とテーマを設定し、誰かが意見を述べれば「君の意見は大したものだ。それも一理ある」と応じる。別の誰かが正反対の指摘をすれば「その点が重要なんだよ、君」と言う。「サンデルさん、あなたはどう思うの」と問われても「私は司会者です」という姿勢を崩さない。要するに、最後まで「正解」を示さないのです。これが、まさに21世紀型の教育です。.

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